
MI Zen&Herb


原田雪渓老師シリーズ。「The・禅その三 自我の本質」。衝撃的な例を用いた、仏教の「縁起説」から始まります。ここでの説明は今でも私の心に刻まれ、ことあるごとに思い出します。途中、白鳥元雄氏との対談が実生活に則していてわかりやすいです。後半はなぜ今自己に「目覚める」ことが必要なのか、「平常心」とは?「見性」とは?について丁寧に説明されています。
ペンハウス The・禅その三 自我の本質 原田雪渓著

原田雪渓老師シリーズ。「禅に生きる ー行雲流水のごとくにー」。有名な法話、無門関第十九則の平常是道についてわかりやすく書かれています。また三仏忌の一つ、成道会についてや、僧堂での修行、雲水の生活の中でお唱えするお経について書かれています。私が僧堂で修業をしていた時に役立ちました。
ペンハウス 禅に生きる ー行雲流水のごとくにー 原田雪渓著

原田雪渓老師シリーズ。「無舌人の法話 色即是空」。只管打坐、坐禅、縁、煩悩則菩提など、よく聞く言葉ですが、その正しい意味を知っている人は少ないかもしれません。誰にでもわかりやすいように丁寧に教えてくれます。なるほど、そうなのか。と思うことばかり。もちろん般若心経のお話もあります。
ペンハウス 無舌人の法話 色即是空 原田雪渓著

原田雪渓老師シリーズ。「The・禅 参同契普説」。参同契(さんどうかい)はお寺では朝課(朝のお勤め)でお唱えするお経です。二百二十字四十四句からなるお経は平等(人・回互・暗)、差別(法・不回互・明)の二面から仏法の本質を説いている祖師の教え。少し難しく感じるかもしれませんが、説明はわかり易いです。読み応えのある一冊。The・禅その二です。
ペンハウス The・禅 参同契普説 原田雪渓著

原田雪渓老師シリーズ。「宝鏡三昧普説」。宝鏡三昧も参同契と同じくお寺では朝課(朝のお勤め)でお唱えす るお経です。原田雪渓老師の米寿を記念して出版されました。今までの雪渓老師の宝鏡三昧の提唱のテープをおこして作成されました。摂心での提唱ということで自分の坐禅の様子と直接つながってきます。平成5年10月から平成6年11月の提唱です。
ペンハウス The・禅 参同契普説 原田雪渓著

原田雪渓老師シリーズ。「原田雪渓普説 十玄談」。十玄談は「林間録」に収録されている中国の同安常察禅師の著述されたもので、曹洞禅の生粋です。この十玄談を原田雪渓老師がとても丁寧に解説しています。坐禅中の心の様子や坐っているときに出てくる疑問について本当に細かく書かれています。私は僧堂での臘八摂心中、自分の坐禅が間違っていないか、この十玄談で常に確認をしながら坐っていました。本当に助けてもらった一冊です。
ペンハウス 原田雪渓普説 十玄談 原田雪渓著

「坐禅をすれば善き人となる 永平寺 宮崎奕保禅師 百八歳の生涯」。僧堂で修業中、僧堂の図書館でたまたま見つけた一冊。宮崎禅師については以前から興味があり、一気に読んでしまうくらい面白い。壮絶な生涯である。宮崎禅師は10歳たらずで仏門に入られ、それから100年弱坐禅をされた。まあ読んでみてください。
講談社 坐禅をすれば善き人となる 永平寺 宮崎奕保禅師 百八歳の生涯 石川昌孝著

原田雪渓老師シリーズ。「The・禅 ダルマは世界を駆ける」。The・禅シリーズの第1弾。原田雪渓老師のドイツ、アメリカでの説法です。外国の方にも本当にわかりやすく、禅を知らない方にも読んでいただきたい一冊。仏教の基本、禅の根幹から平易に説きあかした「やさしい禅の話」です。英語版が出るほど世界中の参禅者に愛される一冊です。
ペンハウス The・禅 ダルマは世界を駆ける 原田雪渓著

原田雪渓老師シリーズ。「the essence of zen」。「The・禅 ダルマは世界を駆ける」の英語版。翻訳されているDaigaku(大岳)さんは原田雪渓老師のお弟子さんです。長く発心寺で修業をされていました。とても分かりやすい英語で書かれているため、母国語が英語でない方でも読みやすくなっています。ギリシャのアテネ禅センターでも読まれています。
WISDOM PUBLICATIONS・BOSTON the essence of zen 原田雪渓著 Daigaku Rumme訳